最高水準の技術教育
それでは、スウェーデンにある北欧家具製作の学校を紹介していこうと思いすが、近代家具デザインの巨匠とも呼ばれているCarl Malmsten(カール・マルムステン)が創立した学校でして、北ヨーロッパの中でも最高水準の技術教育を受ける事が出来る2つの北欧家具の学校があり、1つはカペラゴーデンというところと、木工技術デザインセンターがありまして、そこで私は3年間ほど北欧家具の製作とデザインを学びました。
忘れもしません、2000年の夏にスウェーデンに渡航し、そこで有名なカペラゴーデンのサマーコースと言うものに参加しカルチャーショックを受けたわけですが、滞在中は物作りを学ぶ場所として文句のつけようのない、最高の環境を提供してくれている事を肌で感じ実感させられたわけですが、そのキッカケけがあった事により、本格的にスウェーデンに渡って北欧家具を学びたいと考えるようになったのです。
このカペラゴーデンと名ずれられた家具の名門学校ですが、創立者であるカール・マルムステンが、国の行く末を考えて生活や社会で絶対的な木本となる物を作ると言う聖域を作ることが必要と考え、現在ではテキスタイル科と木工デザイン科、家具デザイン科、そして陶芸や園芸科の4つのコースに絞り込んで、約80名近くの将来を担う若者が学んでいるわけですが、日本では力のあるうちに日本伝統の技術を次の世代につないでいくと言う仕組みを作り出す人間が出てこなかった事に、問題があったと気づかされます。
北欧家具学校の学生は、基本的に校内に施設してある寮で生活することになり、生活するのに必要な食料や家具などは自分たちで作って使用し、自由で開放的な校内で3年間生活し、もちろん休日は自宅に変える事も出来ますが、本気で集中して北欧家具を学ぶために集まっている人がほとんどですから、休みも寮に泊まっている人もいます。
北欧家具の学校で学べること
北欧家具は工業的な大量生産をする事は少なく、工芸や芸術としての物を作ると言う事は何なのか知ることが出来たように思いますし、その北欧家具の学校に在籍している時は、スウェーデンの家具職人としての試験を受けることも可能だったのですが、至らないところも多く、さらに北欧家具について勉強を続けたいと思ったために、CTDを受験することにしたわけですが、このCTDと言うのも家具製作の専門学校です。
また、これもマルムステンが創立した学校でして、彼がデザインした北欧家具やデンマーク家具などを、高い品質で製作できる人間を作り出すための学校でもあり、そうした職人を見つけて継承して輩出していくために創立した、スウェーデン最高峰の学校です。
一生懸命に勉強して通う事が出来たわけですが、こちらでも80人ぐらいの若者が北欧家具職人を目指して学んでおり、皆、将来に対して明確なビジョンを描いており、意識レベルが私よりも遥かに高い事に驚いたことお覚えています。
上記で紹介した北欧家具の学校は単に家具製作と言うだけではなく、家具に関する技術は勿論のこと、様々な知識も学ぶことが出来ますし、経営知識も学ぶことが可能です。